岡山 木の家 (株)有本建設

木造住宅・耐震住宅の衢本建設!!
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大工の弟子入り(No.19)
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    JUGEMテーマ:住宅

     

    一日中叱られどうし、もう今日は仕事の帰り、橋の上で待ち伏せして

     

    橋の上から突き落としてやろうと思っていた。そこに親方が来て、おい しまわんか

     

    僕は黙っていた 親方は自分が考えていなかった、こんな言葉を言った

     

    わしはなー お前のお父さんから大事な可愛い息子を預かっているので

     

    一日も早く一人前にしてやりたいと思っている。 お前も頑張れよ。

     

    その時僕はなんという愚かな人間だろう。僕は大きな声で、すみません頑張ります

     

    と同時に心の中で親方に手を合わせた。

     

    でもあの一言が無かったら僕の人生は変わってしまっていた。

     

    神様は僕を見捨ててはいなかった。 そうだ僕が頑張るよりも他に道がないのだ。

     

    行く日も行く日も一生懸命励んだ。

     

    やがて稲刈りが来た。稲刈りが終わると牛で田んぼを耕して麦をまく 牛で田を引くのは僕しかいなかった。

     

    八反の田を僕一人で耕した。僕が牛を引いて薄暗くなって帰ると 家の人は

     

    食事を済ませ親方やお爺さんは風呂に入っていた。

     

    秋も深まるある日の晩に、 こんばんは 呉服屋さんが服を売りに来た。すると息子は

     

    おかあ わしはもう服はいらんぞ、長持ちの中は服で一杯 そんなに着れんから

     

    すると呉服屋さんは、すかさず 奥さんあんたとこの若い衆はこのエンジ色のセーターが

     

    欲しかったのです と僕のことを言った。するとおかみさんは、

     

    要らん あの子は服をぎょうさん持っているので。

     

    障子の向こうで寝ていた僕はそんな馬鹿な、服なんか一枚もありません と叫びたかった。

     

    でも無駄なこと、僕は一人前になったら力一杯働いてセーターを買おう。。。

     

                                    つづく

    | arimoto | 会長 | 09:00 | - | - | - | - |
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